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〜夏タイヤの交換時期はいつ?〜2021.02.27
カテゴリー:スタッフブログこんにちは。暖かくなってきましたね。
早いもので来週は3月になり夏タイヤへの交換される方もいらしゃるのではないでしょうか?
今回は、夏タイヤの寿命について紹介します。
確実にタイヤを交換しなくてはいけない判断基準のひとつが、タイヤのスリップサインです。タイヤの側面には三角マーク(△印)があります。その三角マークの延長線上のタイヤの溝をチェックすると、溝の奥にゴムが盛り上がった部分があります。これがスリップサイン(写真参照)。タイヤが摩耗し、溝の深さが1.6mmになってしまうと、スリップサインはタイヤの表面(トレッド面)と同じ高さになります。スリップサインは「そのままのタイヤで走行していると、スリップしやすい状態になっていますよ!」と知らせるもの。車検では、溝の深さは保安基準の1.6mm以上であれば合格、1.6mm未満の場合は通りません。
ではスリップサインが出るまで走行してOKなのかというと、“安全”に車を走らせるという観点では、答えはNOです。溝が減っている状態では排水力が落ちるので、特に雨の日は滑りやすくなります。例えばブレーキを踏んだときにすぅーと滑る感覚があったり、停止するまでの距離(制動距離)が伸びたりしてくるときは、タイヤが路面を捉えるグリップ性能が落ちるのでスリップもしやすい状態です。さらに、ハイドロプレーニング現象(路面とタイヤの間に水が入り込んでタイヤが浮いた状態になり、ハンドル操作、アクセル、ブレーキが効かなくなる状態)も起こりやすい状況に…。
では早めのタイヤ交換という時期の目安は? と疑問に思った方もいますよね。
一般的にはタイヤは残り溝4.0mmから性能が大きく低下すると言われています。
従って安全に走行するためにも残り溝が4.0mm以下になったら交換をおすすめします。